シンガポール国立大学(NUS)でも新しいMBAバッチがスタートし、8月は新たな挑戦が始まる季節になりました。今回はMBA受験や学校紹介ではなく、MBA卒業後に起業した一人として、この2年間を振り返ってみたいと思います。MBA卒業後にはこんなキャリアもあるんだと気軽に読んでいただけたら嬉しいです。なお、僕が起業を決意した理由については以前のブログで紹介していますので、ご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。
👉 KeiのMBA回顧録──シンガポール国立大学(NUS) MBA/グループワークについて
起業して最初に取り組んだこと
まず事業を考えたと思われるかもしれませんが、実は逆でした。僕が最初に考えたのは、「なぜ起業するのか」「何を実現したいのか」という会社の存在意義です。そこで生まれたのが、CanCanという社名です。僕自身、海外挑戦の中で多くの失敗や挫折を経験してきました。その経験から、挑戦する人を支えたいという想いがCanCanの原点になっています。
繰り返しになりますが、CanCanのプロダクトは挑戦です!!
1年目:MBACareerを立ち上げる
2024年8月、日本でCanCan株式会社を設立しました。シンガポールのMBA留学には約1,000万円近い学費をかけたこともあり、資金には決して余裕がありませんでした。本当はシンガポールでいきなり起業をしたかったものの、外国人が現地で事業をするには一定の資金が必要だったため、一度日本へ戻ることを決断しました。そこで最初に立ち上げたサービスが、アジアMBA専門の進学支援サービス「MBACareer」です。NUS卒業生として、自分だからこそ提供できるリアルなサポートがあると信じてスタートしました。しかし、新しい事業をゼロから育てることは想像以上に難しく、ブログやSNSを続けても、問い合わせはなかなか増えませんでした。
2年目:New Hiresをシンガポールでスタート
2年目には銀行融資や知人からの借金も成功?して、シンガポール法人を設立することができました。そして採用支援事業「New Hires」を立ち上げ、シンガポールの日系企業向けにヘッドハンティングサービスを開始しました。この事業は企業の採用支援だけでなく、MBA卒業生のキャリア支援という意味でもMBACareerとつながっています。1年半ぶりかな?久しぶりにシンガポールで営業を始めると、以前のお客さんは日本へ帰任していたり、採用を止めていたりと、ほぼゼロからの新規開拓でした。それでも約10年間ヘッドハンティング業界で培った経験を活かし、現在はCanCanの売上の多くをNew Hiresが支えています。
3年目に挑戦したいこと
3年目は、アジアで挑戦する起業家を支援するブランドを立ち上げたいと考えています。教育ならMBACareer。採用・転職ならNew Hires。そして起業という選択肢にも、自分自身の経験を活かして伴走できる存在になりたいと思っています。また、一人で走る会社からチームで挑戦する会社へ進むために、新しい仲間を迎えることも今年の目標です。
この2年間で学んだこと
起業は思っていた以上に地味です。毎日小さな課題を一つずつ解決し、失敗しては修正する。その繰り返しです。華やかな瞬間よりも、地道な積み重ねの方が圧倒的に多い世界でした。そんな時、何度も自分を支えてくれたのが、CanCanという会社名でした。
Can or Can not? CanCan!!
この言葉があったからこそ、失敗してもまた挑戦しようと思えました。振り返ってみると、この2年間で一番良かった仕事は、会社名をCanCanにしたことかもしれません(笑)。
今回は創業2周年という節目に、MBA卒業後のキャリアについて少し振り返ってみました。今後もMBACareerでは、MBA受験だけでなく、その先のキャリアや挑戦についても発信していきたいと思います。そしてブログも、これまで以上に一つひとつの内容を大切にしながら、気ままに更新していきます。これからもCanCanをよろしくお願いいたします。


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