1. ところで、NUSってどんなMBA?(ざっくり解説)
シンガポール国立大学、通称NUS(エヌユーエス)は、アジアNo.1と名高い名門校。MBAも例外じゃなく、“アジアのトップビジネススクール”として世界中から学生が集まっています。
- 📚 プログラム:フルタイム(17ヶ月)とパートタイム(2〜6年)
- 🌍 学生構成:フルタイムは約120名、9割以上が外国籍
- ✏️ 授業スタイル:ケーススタディにグループワーク、プロジェクト系も多し
- 🤝 特徴的な制度:交換留学、企業訪問プログラム(GIP)など、外に出るチャンス多め
- 🏞️ キャンパス:緑が多くて静か。ビジネススクールは比較的新しいキャンパス
「英語で授業を受けるだけでしょ?」って思ってる人は、NUSに来るとビンタされます(比喩)。本当にいろんな国のバックグラウンド、価値観、発音が交錯して、“世界で生きる練習場”みたいな場所なんです。

2. 現地に行って気づいた、2025年版アップデート
この前、久しぶりにNUSビジネススクールに顔を出してきました。
「変わってないな〜」と思う部分もあれば、「え、そんなことに!?」という驚きも。そんなリアルな変化を3つにまとめてみました。
🧍♂️アップデート①:日本人、ちょっと減ってます
僕が入学した時は20人くらいの日本人がいたけど、最近は10-15人程度らしい。
円安・物価高・リモートワークの普及……要因はいろいろですが、
「目立ちたいなら今がチャンス」って言い換えることもできます(笑)
※ちなみにスタッフと話すと、「もっと日本人に来てほしい」と言ってました。
📝アップデート②:パートタイム、入りやすくなってる説
これ、僕が一番びっくりしたポイント。
パートタイムMBAの出願、今はGMATじゃなくてEA(Executive Assessment)でもOKになってます。
しかも!僕が受験した2021年当時はEA出願に8年の職歴が必要だったのに、今は5年で大丈夫になってました。つまり、「仕事しながらMBAしたい」って人にとっては、かなり門戸が広がってるってこと。駐在中の方とか、現地で働いてる人にとっては朗報じゃないでしょうか?
💸アップデート③:学費、爆上がり中(ガチ)
はい、出ました。現実の壁、学費。
僕が在学した2021年は、NUSの学費はS$70,000。
でも今は……S$99,000(約1,080万円)! え、100K目前!?
年々コツコツ上がっていて、たぶんこのままだと円建てで1,200万円時代も遠くないです。
「いつ行くか迷ってる人は、できるだけ早く動いた方がいい」と声を大にして言いたい。
(特に為替レートがギャンブルすぎる今…!)
3. おわりに:NUSは“変わってたけど、変わってなかった”
キャンパスの雰囲気は少しアップデートされてたけど、根っこにある「挑戦する空気感」は今も健在でした。なんというか、あの頃の自分がまだどこかに残ってるような、不思議な感覚。「英語が不安…」「海外で通用するかな…」っていう人にこそ、NUSのような“世界の現場”での経験をしてほしい。
最後にひとことだけ。
今、挑戦しなかったら、10年後に後悔する気がしませんか?
そんな思いを胸に、アジアMBAの現場からお届けしました。

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