シンガポールMBA:年収2000万以上は現実か?〜MBAと年収のリアル〜

シンガポールで生活していると、MBAって結局どのくらい稼げるのか?という話題になることがよくあります。最近はブログでシンガポールの生活のことを中心に書いていましたが、今回は久しぶりにMBAの話に戻り、特に年収という少し現実的なテーマについて書いてみたいと思います。シンガポールや香港のMBAは学費だけでも1,000万円前後かかる投資です。それに見合うリターンがあるのか、実際のところを自身の経験も含めてお伝えします。

目次

入学前に感じた違和感:年収レンジの衝撃

まず、入学前の段階で大きな衝撃を受けた出来事があります。シンガポール国立大学(NUS)に合格し入学手続きを進めていく中で、現在の年収を入力する項目がありました。その内容自体は珍しくありませんが、問題は提示されている年収レンジでした。最低ラインがSGD100K (NGOなどを除く)、つまり現在のレートで約1,240万円からスタートしていたのです。日本では年収1,000万円を超える会社員は一部に限られる中で、この水準が前提となっていることに正直驚きました。どれほど高いレベルの人材が集まる環境なのか、この時点で実感させられました。

卒業後の現実:年収とキャリアの水準

では実際に、MBA卒業後の年収やキャリアはどうなるのか。これはデータとしても明確で、例えば南洋理工大学(NTU)では卒業後の平均年収がUSD158,111前後、2,000万円以上とされています。僕自身の体感としても、NUSや他校のMBAの同級生たちの就職先は外資系コンサル、グローバルテック企業、投資関連など、いわゆる世界で戦う企業が中心でした。ポジションも単なるメンバーレベルではなく、一定の責任を伴う役割からスタートするケースが多く見られます。実際にMetaに就職した友人と話した際も、チーム内にMBAホルダーが多数いるという話を聞きました。彼女自身も優秀な人材でしたが、それでも周囲にはさらにレベルの高い人が多いと話していたのが印象的でした。

自分の選択:MBA後に起業という道

一方で、では自分はどうだったのかというと、MBA卒業後に起業を選択しました。そのため収入は一度ゼロに戻っています。一般的に見れば非合理的な選択かもしれませんが、僕の場合は起業したいという思いがありながら、その具体的な方法が見えていなかったため、MBAに一つのヒントを求めていました。ただし、ここで強く伝えたいのは、MBAに行けば何かしらの答えが手に入るわけではないということです。環境やネットワークは間違いなく価値がありますが、最終的にどの道を選ぶかは自分自身の意思に委ねられます。そもそも、なぜ僕が安定したキャリアではなく、起業という道を選んだのか。その背景や考えについては、別の記事で詳しく書いています。

もし興味があれば、ぜひこちらも読んでみてください。
MBAで起業する人はどのくらいいるのか

MBAをどう活かすかという問いに対して、必ずしも一つの正解があるわけではありません。僕のように起業を選ぶ人もいれば、大企業でキャリアを築く人もいる。だからこそ、自分にとっての納得できる選択を考えることが何より重要だと思っています。

CanCanとしてやりたいこと:挑戦の地図を描く

最後に、シンガポールMBAを卒業すると平均年収は2000万円を超え、グローバル企業で責任あるポジションに就く人が多いです。そうしたMBAの環境で、日々学び切磋琢磨できるのは本当に素晴らしいことだと思います。一方で、少数ではありますが僕のようにその先で起業という道を選ぶ人もいます。僕自身は卒業後にCanCan株式会社を立ち上げ、海外挑戦をサポートしています。このMBACareerはMBA進学サポートで、CanCan株式会社のブランドの1つです。

これまで僕は、海外挑戦、MBA、転職、そして起業と、一通りのプロセスを経験してきました。その中で強く感じているのは、海外に挑戦したいと思っても、何から始めればいいのか分からない人が多いということです。特に、漠然とした大きな夢を持っている方ほど、その一歩が踏み出せない。実際に僕自身も、22歳のときにアメリカンドリームという大きな夢を掲げてニューヨークを目指しましたが、正直かなり苦労しました(笑)。

日本にはMBA支援や海外転職エージェントは数多くあります。しかし、海外挑戦の全体像を踏まえて、どこから始めるべきか、その先に何があるのかまで語れる人は、実はそこまで多くないと感じています。だからこそ僕は、進学・転職・起業というそれぞれの選択肢に対して、現実的なルートを示す“挑戦の地図”を描いていきたいと考えています。もし海外に出たい、挑戦してみたいと思っているなら、立ち止まらず一度相談してみてください。そこに、次の一歩のヒントが必ずあるはずです。

衝撃を受けたNUS入学前の年収アンケート
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