話をMBA受験勉強に戻したい。前回の記事「社会人MBA受験の現実」では、まずは予備校に通うことをおすすめすると書きました。
今回はその続きとして、僕自身が実際にシンガポールの予備校に通った体験をお話しします。
シンガポールにもあるMBA受験予備校
シンガポールにもGMATやEA対策ができる予備校があります。
僕が利用したのはこちら👇
👉 Prep Zone Academy | Asia’s #1 GMAT & MBA Experts
内容はシンプルで、グループ授業(主に週末)+個別レッスン(回数制限あり)の組み合わせ。
さらに自主学習室もあって、こもって勉強できる環境も整っていました。
予備校に通う感覚はジムに似ている
行ってみて最初に思ったのは――「これ、ジムに入会したのと同じ」 という感覚。
確かに環境は整っている。教材も机もホワイトボードも先生もいる。
でも成果が出るかどうかは、結局のところ自分次第。グループ授業にも通い、最初は「よし、頑張るぞ」と気合を入れる。
ところが…勉強がとにかく面白くない(笑)。授業に座っていても、内容が頭に入ってこない。当然、スコアも思ったように伸びません。
ジムに入会しても、結局続かなくて退会してしまう人の気持ちが、僕には痛いほどわかる!
僕が取った“追い込み策”
そんな僕に必要だったのは、環境に甘えることではなく自分を追い込む仕組みでした。
そこでやったのが――
👉 先にテスト日を予約してしまう。
「成績が上がったら受ける」ではなく、
「この日に受けるから、それまでに上げる」スタイル。
これはまるでマラソン大会にエントリーしてから練習を始めるようなもの。
締切が決まると、不思議と勉強にスピードと集中力が出てきます。
結果はどうだったか?
結論から言うと、目標スコアには届きませんでした(笑)。
でもテスト代も払ってあるし、時間も限られている。
その状況があったからこそ、勉強は確実に前に進んだのも事実です。
MBA受験は、1回や2回の失敗で終わるものじゃありません。
「人生そんなに甘くない」 と思いながら、挑戦を積み重ねていくことが大事なんだと、このとき実感しました。
まとめ
英語スコア対策・予備校通いはジム通いに似ています。
環境は大事。でもそれだけでは不十分。必要なのは「自分を追い込む仕掛け」です。
僕の場合は、先にテスト日を決めることが突破口になりました。
そして失敗しても、そこで終わりではなく次につなげることが大事。
MBA受験は長いマラソン。転んでも笑って立ち上がれる人に、最後はチャンスが巡ってくる――そんな気がします。

👉 次回予告|Vol.14
シンガポール国立大学の魅力について──なぜ僕はNUSを選んだのか
シンガポールには複数の優良MBAがある中で、僕自身が選んだのは NUS(National University of Singapore)。
次回は、なぜ数ある選択肢の中からNUSを選んだのか、その理由をリアルにお話しします。
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