旧正月が近づき、シンガポールはお祝いムード一色。街中の装飾は赤で統一され、季節の変化が少ない国にも年の節目があることを感じます。今回は、シンガポールでMBAを検討されている方に向けて、シンガポールでの生活面で僕がいいなと感じていることを紹介したいと思います。以前、Kopi文化や働く魅力については書きましたが、今回はもっとカジュアルな話です。7年住んだ僕の個人的な実感ベースになりますが、参考になれば嬉しいです。
1. チャンギ空港のイミグレーションがとにかくスムーズ
シンガポールの玄関口であるチャンギ空港は、到着した瞬間から快適さを実感できます。これまで仕事・プライベートで30カ国以上訪れましたが、入国のスムーズさは世界でもトップクラスだと思います。最近はパスポートスキャンすら不要で、気づけば入国が終わっています。到着してイミグレ+荷物ピックアップ+タクシーに乗り自宅に着くまで30〜40分程度ということも珍しくありません。
シンガポールは国土が小さく、また東南アジアのハブでもあるため、旅行や出張、帰省などで空港を利用する頻度が自然と多くなります。だからこそ、この出入国のストレスの少なさは、生活の満足度に直結するポイントだと感じます。
2. 安心して生活できる治安の良さ
日本も安全な国ですが、シンガポールではさらに安心感を覚える場面があります。街中には監視カメラが多く設置されており、その分トラブルが起きにくい環境が保たれています。また象徴的なのが「Chope(チョープ)」という文化です。ホーカー(フードコート)でティッシュや荷物を置いて席を確保する習慣があります。以前、交換留学時のクラスメイトのアメリカ人Paulが、彼女をシンガポールに連れて遊びに来たとき、これを見て大変驚いてました。海外では少し勇気のいる行動ですが、ここでは日常の光景です。もちろん油断は禁物ですが、海外生活の心理的なハードルを下げてくれる安心感があるのは確かです。
3. 日本人にとって適応しやすい食文化
シンガポールは多民族国家で、中華系・マレー系・インド系など様々な文化が共存しています。その中でも中華系の人口が多く、食文化は日本人にとって馴染みやすいと感じます。ココナッツやチリを使うなど独自の特徴はありますが、基本は米や麺中心の食生活です。海外に住むと痛感しますが、お米が食べられるってかなり重要です。僕はバックパッカー時代、南米で米不足になり、現地の中華でチャーハンを食べた時の感動は今でも覚えています。またシンガポールでは、飲みすぎた翌日にワンタンヌードルで回復できます。
日系スーパーも多く、日本の食材を手に入れることも難しくありません。体調を崩したときや疲れたときに、慣れた味を選択できる環境は長期生活において大きな安心材料になります。海外生活では食事の違いが大きなストレスになることがありますが、シンガポールではその負担が比較的少ないです。
まとめ:挑戦に集中できる生活環境
MBA留学では学校のランキングやキャリアばかりに目が向きがちですが、実際には生活環境がパフォーマンスに大きく影響します。
・移動の負担が少ない
・治安の不安が少ない
・食事のストレスが少ない
この3つが揃うと、生活に余計なエネルギーを使わず、勉強やキャリアの挑戦に集中できます。シンガポールは海外でありながら生活の難易度が高すぎない国です。初めての海外長期滞在やキャリアチェンジを考える方にとって、現実的かつ合理的な選択肢の一つだと僕は感じています。



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