少しMBA受験勉強の話に戻しましょうか。繰り返しになるけど、MBA受験ってとにかく孤独な戦いです。
朝は早起きして単語帳、夜は残業終わりに予備校…正直しんどい。でもそんな僕を支えてくれた“相棒”がいた。
それがシンガポールのローカルコーヒー、Kopi。今日はシンガポールのコーヒーについてのお話(笑)。
Kopiとは?
Kopiは、シンガポールやマレーシアで広く飲まれているローカルコーヒー。
濃く淹れたロブスタ種のコーヒーに、コンデンスミルク(Kopi)やエバミルク(Kopi-C)を加えて作る。
ローカルのコピティアム(ローカル食堂)やホーカーセンターでは、コーヒーの注文自体が一種の“暗号”になっている。
・Kopi → コンデンスミルク入り(甘くて濃い)
・Kopi-C → エバミルク+砂糖(少し軽め)
・Kopi-O → ブラック+砂糖
・Kopi-O Kosong → ブラック・無糖(Kosong=マレー語で“ゼロ”)
・Kopi Peng → アイスコーヒー(Peng=氷)
👉詳しくはヤクンのWhat is Kopi?に詳しい解説がある。初めて読むと面白い!
僕のお気に入りはKopi-C
その中でも僕が一番飲んでたのは、Kopi-Cの砂糖少なめアイス。オーダーするときは「Kopi-C・Siew Dai・Peng」って言う。
最初は「何語だよ…」って思ったし、店のアンティーに3回ぐらい聞き返されて凹んだ。
でも慣れてくると口が勝手に回るようになって、なんだかローカルの仲間入りをした気分になる。
ちなみにホットとアイスで値段が違うのも地味に衝撃。「氷を入れる方が高いのかよ!」って、初めて知った時は思わずツッコミ入れた。
シンガポールに来て最初の難関は仕事とか受験勉強じゃなくて、コーヒーの注文だったのかもしれない。
しかし「コーヒー注文の呪文」を覚えるのも、英単語を覚えるのも、結局は反復練習。
まとめ
受験勉強って、不思議と細かい記憶が残る。
当時よく飲んでた飲み物とか、夜中に聴いてた音楽とか──そういう小さな習慣が、後になって鮮明に思い出せる。
僕にとっては、それがシンガポールのKopi-Cだった。「また今日も勉強か…」って気分のときも、この一杯を飲むと少しだけ元気になれた。
もしシンガポールに行くことがあったら、ぜひ一度コピティアムやホーカーセンターでKopiを頼んでみてほしい。
きっとあなたの挑戦の日々にも、ちょっとした“思い出の味”が加わるはず。

👉 次回予告|Vol.16
シンガポール国立大学の魅力について──なぜ僕はNUSを選んだのか
シンガポールには複数の優良MBAがある中で、僕自身が選んだのは NUS(National University of Singapore)。
次回は、なぜ数ある選択肢の中からNUSを選んだのか、その理由をリアルにお話しします。
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