「すごい経歴じゃないと、アジアでNo.1のNUSは無理?」
NUSが本当にアジアNo.1かはさておき、NUSのMBAに合格した人って、どんな人なんだろう?
特別な経歴? 高い英語力? 優秀な学歴?──きっとそう思われがちだと思う。
そう思ってるあなたにこそ、今日は僕の話を聞いてほしい。
僕はそんな“理想像”とは、少しかけ離れていた。
🗺️ 僕は、地方出身のごく普通の青年だった
生まれは愛媛県松山市。
大学は関西の私立大学の法学部。
特に華やかな経歴ではありません。成績も、正直ギリギリ卒業できたレベルです。
卒業後に就職?──しませんでした。
理由は、「アメリカンドリーム🇺🇸アメリカに行けばなんかあるだろう」と思ったから。
NYに3年半、無謀に飛び込んだのが僕の社会人のスタートです。
👣 帰国後のキャリアは、つぎはぎだらけだった
アメリカから帰国し、最初に入社したのはベンチャーの留学カウンセラー。
その後は外資系の人材会社で採用コンサルタントに。
そして、転職してシンガポールへ。人材会社でマネージャーとして働きながら、東南アジアのビジネスにどっぷり浸かりました。
決して“スマートなキャリア”とは言えなかったけど、僕にとっては全部がリアルな「人生の選択」だった。
🎯 僕の“強み”と“弱み”──合格後に自分なりに分析してみた
NUSは合否のフィードバックをくれません。
だから僕自身が、自分の合格を自己分析してみました。
🟩 強みはたぶんここ:
- グローバル就業経験(シンガポールでマネージャー経験あり)
- チームリードとしてのリーダーシップ
- 外交的な性格(要は“営業っぽい”人間…笑)
🟥 弱みも正直たくさんある:
- 大学の成績は“卒業できただけ”レベル
- 英語スコア(EA)は基準に達していなかった(150点が目安だが僕は未達)
- 経歴も型破り。新卒蹴ってNY行ってるし…誰だこいつ状態
🔥 それでも僕はNUSに受かった
正直、合格の理由は分からない。でも僕なりに思うのは、「大学と関係性を築けたこと」が大きかったのではないかと。
アドミスタッフのJuneさんとは何度も連絡を取り、疑問があれば率直に聞いた。
イベントも3回参加して、顔を覚えてもらった。
大学側も、「書類じゃイマイチだけど、この人はソフトスキルとポテンシャルでありかも?」と思ってくれたのかもしれない(希望的観測w)。
つまり僕は、足を使って、営業マン魂で合格を取りにいった。
もちろん最低条件はあるけど、大事なのは「どうYesを引き出すか」!僕はずっと営業畑だったから、その思考は自然だった。
だからこそ言いたい。
こんな僕でもNUSに行けた。あなたにも可能性はある。
もし、「自分にもいけるかも」と思えたなら──その瞬間から、挑戦はもう始まってる。
恐怖は現実ではなく、“心の中”にしか存在しない。だから、NUSも思ってるほど怖くない!
Can or Can not? CanCan!!

👉 次回予告|Vol.5
社会人MBA受験の現実──地獄のスコア戦
仕事と勉強の両立、時間の捻出、思うように伸びない点数。
“やる”と決めたその日から、長い孤独な戦いが始まった。
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