KeiのMBA回顧録──イベント参加は“本気度”の証

NUSでは、未来の学生に向けたさまざまなイベントが定期的に開催されています。
前回登場したアドミッションスタッフのJuneさん。
彼女との面談の後、「ぜひ参加してみるといいよ」と紹介されたのが、Experience Dayという1日イベントでした。

☀️ 9:30〜16:00まで、NUSビジネススクールで丸1日

今ではオンライン開催のイベントが増えていますが、当時は対面が主流。(2020年)
僕もキャンパスに足を運び、朝から夕方まで、がっつりNUSの空気を体感しました。

スケジュールはこんな感じでした:

  • 模擬授業(実際の教授によるリアルな講義)
  • 在校生との交流セッション
  • ビュッフェ形式のランチネットワーキング
  • キャンパスツアー
  • MBA出願に関するワークショップ(エッセイやインタビュー対策など)

特に印象的だったのは、在校生や卒業生との会話
彼らのリアルな声が、ネットの情報とはまるで違う温度感で胸に刺さったのを覚えています。

📌 参加して得られた3つのこと

① リアルな情報が手に入る
パンフレットやWebには載っていない、現場の空気感や在校生の実体験が得られた。

② 未来の仲間に出会えるかも?
実際、僕はこのイベントで出会った韓国人のDaeと、後に同じタイミングでNUS入学。今も大切な仲間です。

③ エッセイや面接の“ネタづくり”になる
これが最大の収穫でした。
受験の中で難関とも言える面接では、必ず「Why NUS?」と聞かれます。

その時に、自分の言葉で語れる体験があるかどうかは、大きな違いです。

💡 本気の受験生は、“動いている”

僕は普段ヘッドハンターとして、採用に関わる立場にいますが、受験は採用とよく似ています
企業も学校も、本気で来てくれる人を求めている。たとえば、学生が会社説明会に参加してくれたら、「志望度高そうだな」と感じるように、ビジネススクールもイベントに来てくれた学生をしっかり見ています。

ChatGPTを使えば「Why NUS?」の答えは完璧に出てくる。
でも、それだけじゃ伝わらない。
足を運んだ人にしか語れないストーリーは、あなたの志望動機に“魂”を宿してくれます。

🎯 イベント参加は“必須”

イベントは、ただの説明会じゃありません。

自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じたことこそが、あなたの挑戦の支えになる。

実際に動いてみたことで、僕の中でも「本気で行きたい」という気持ちが強くなりました。

受験において、行動が気持ちを後押ししてくれる瞬間って、必ずあると思っています。

Experience dayの実際のスケジュール表 (2020年参加)

👉 次回予告|Vol.4

社会人MBA受験の現実──地獄のスコア戦
仕事と勉強の両立、時間の捻出、思うように伸びない点数。
“やる”と決めたその日から、長い孤独な戦いが始まった。

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